トルコ・シリア大地震緊急支援へのご協力のお願い(5/1更新)

トルコ・シリア大地震 緊急募金

2023年2月6日に発生したトルコ南部を震源とするマグニチュード7.8の地震は、トルコ・シリアで5万人以上の犠牲者を出し、190万人以上といわれる被災者の支援が急がれています。
地球の木は緊急救援のために2023年5月までご寄付をお願いしています。
寄せられた募金は、「特定非営利活動法人パルシック」(https://www.parcic.org)を通じて、被災地での支援に必要な物資等に使われます。

■募金方法
地球の木 トルコ・シリア大地震被災者支援ページ

■現地情報
(特非)パルシック トルコ・シリア大地震被災者支援ページ

■寄付の状況
・4月28日(金) :2023年3月までにいただいた募金405,880円を(特非)パルシックに寄付しました。

(特非)パルシック提供

地球の木会報誌92号(2023年3月発行)

地球の木会報誌92号
地球の木会報誌92号(2023年3月発行)

地球の木会報誌92号
(2023年3月発行)

今回の会報誌では、1月14日に国士館大学文学部教授の鈴木 江理子教授を講師に迎えて行った地球の木講座、「多様な背景をもつ人びとと『共に生きる』社会をつくるために」を巻頭に、あーすフェスタかながわ2022や出前講座、各支援地の情報などを掲載しています。
ぜひご一読ください。
地球の木会報誌92号

また、会報誌の掲載はありませんが、トルコ・シリア大地震への緊急支援を行っております。こちらへのご協力もお願いいたします。
トルコ・シリア大地震緊急支援ページ

※地球の木は年4回会報誌を発行し、会員のみなさまへの送付を始め、地域の市民活動センターの配架など、広く配布しております。

年末募金にご協力いただきありがとうございます

2022年年末募金のお礼とご報告

2022年年末募金に、今年もたくさんの方のご協力をいただきました。
皆さまの温かいお気持ちに心より感謝申し上げます。
ご寄付はご指定いただいたネパール、ラオス、カンボジアの各プログラム、また、地球の木の社会教育活動などに大切に使わせていただきます。

募集期間: 2022年12月~2023年1月末
寄付者数(法人を含む): 88名
寄付金額: 616,751円

■ 寄付内訳
[ネパール] 教育支援: 175,401円
[ラオス]村人による自然資源保全のための支援: 80,220円
[ラオス図書]図書環境の向上による教育支援: 36,000円
無指定寄付: 325,130円

写真提供 JVC

多文化共生のメールマガジン配信開始|2023年1月~

多文化共生メールマガジン 〜Colorful World〜 配信開始!

地球の木では、現在発行しているメールマガジン”Asian Wind”に加えて、多文化共生メールマガジン”Colorful World”を2023年1月より発行します。
これまで地球の木の多文化共生関連のイベントに参加してくださったみなさまや、多文化共生に関心を持つ方々に地球の木や関連団体の多文化情報を共有したいと思います。
引き続き、関心を持ち続けていただけたら嬉しいです。
みなさまからの寄稿や情報提供も大歓迎です。
このようなメルマガを今後も読んでみたいと思われる方は、ぜひ登録をお願いします。無料で、不定期発行です。
登録して下った方には、1月初めに第1号をお届けします。

登録はこちらから ⇒ メールマガジン配信申し込みフォーム

■ 試作版(サンプルとしてご覧ください)


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地球の木 多文化共生メールマガジン【試作版】
2022年11月24日発行
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼こんにちは!地球の木多文化共生地域づくりチームの丸谷です。
地球の木のネパールでの活動報告書を作成していた時に、こんな文章に出会いました。
「地域住民に同情的であってはいけないし、彼らの命を救っているのだと考えてはいけない。
ー中略ー
開発とは、彼らが生きていくことを支援することではなく、お互いに学び合い、支え合い、希望を持ち、協力しあうこと、つまり「元気」を出し合うことなのです。(ロバート・チェンバース)」多文化共生を考える時にも共通する部分があると思いました。
もちろん命の危険と隣り合わせの外国ルーツの人たちがいることも忘れてはならないと思います。
「地球の木 多文化共生メールマガジン」試作版は以下の内容でお送りします。
◇◆◇◆◇◆——–目次———◇◆◇◆◇◆
1. 「あーすフェスタかながわ2022」12月4日(日)に向けて準備中!
2. 清掃ボランティア体験記
3. 相模原市反差別条例の制定を求める署名
4. イベントのお知らせ
ー地球の木関連多文化共生イベント
・あーすフェスタかながわ2022
・南北コリアと日本のともだち展ぷらす
ー他団体の多文化共生イベント
◇◆◇◆◇◆—————————-◇◆◇◆◇◆
1. 「あーすフェスタかながわ2022」12月4日(日)に向けて準備中!
「あーすフェスタかながわ」は、神奈川県、民族団体、NGO、NPO、
外国ルーツ・一般市民が企画委員となり、「みんなで育てる多文化共生」をテーマに、
2000年から行われているおまつりです。
2020年度はコロナで中止、2021年度はオンライン開催でした。
今年は象の鼻パークと県庁本庁舎大会議上にて、対面で行われます。
地球の木は実行委員を務めており、企画委員会に2名が参加しています。
象の鼻パークでは、各国のワークショップやステージでの踊りや歌などが繰り広げられ、
すぐ近くの県庁本庁舎大会議上では、フォーラムが行われます。
今年のフォーラムのテーマは、「多文化?共生?地域づくり?あなたと私にできること」。
フォーラムは申し込みが必要で、締め切りは11/30(水)です。
空きがあれば当日参加も可。
詳しくは
あーすフェスタかながわ2022ホームページ
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/k2w/cnt/f3531/earthfesta2022/top.html
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2. 清掃ボランティア体験記  石村真
私は地球の木の多文化フィールドワークに参加し、川崎朝鮮初級学校を見学しました。
教員、生徒が少ないなか、清掃が行き届いていました。
後日、「1学期大掃除ボランティア」募集を知り、さっそく応募。
7月21日10時から12時までの2時間の大掃除に参加しました。私は2年生の男子2名、3年生の女子1名の隣り合った教室を担当し、3年生のクラスの担任の男性教員の指導で開始しました。
窓ガラスの上の方を中心に、ぞうきんによる水拭き、床を掃いて、仕上げにワックスがけ。
大掃除中、生徒同士の間でハングルと日本語が飛び交い、多文化を感じました。
休憩の時、生徒から、「石村さん、水分補給してくださいね」と優しい声かけがありました。
清掃終了後は、みんなで笑顔で記念撮影。
また川崎朝鮮初級学校で大掃除ボランティアに参加したいと考えています。
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3.相模原市 反差別条例の制定を求める署名 多文化共生地域づくりチーム 山田孝志2019年12月に制定された「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」に続いて、
相模原市でも「(仮称)相模原市人権尊重の街づくり条例」制定に向けて、市の人権施策審議会で議論が進められています。
当初、本村相模原市長は、来年3月の市議会での条例制定を目指していましたが、審議会で委員から出された意見を事務局がきちんと記録できていないという問題が起きており、年度内の条例制定を断念しました。(10/25に記者会見)
この条例を目指して運動している各市民団体は、条例制定を後押しするための「署名」活動を、10月末締め切りから、さらに継続しています。
今回特徴的なのが、「http://change.org/」を通じての「署名」です。
これはアメリカの営利団体がつくった仕組みですが、人権団体アムネスティなどが国際的に賛同の声を集めるのに使っています。
ネットでも署名できます。
1) https://chng.it/vndy7FMYK2 にアクセスする
2)要請文を読み、賛同できる内容であれば、姓名とメールアドレスを記入しボタンを押す。
3)「賛同の認証」ボタンを押す。これで完了です。
ぜひ後押しの署名をお願いします。
相模原市のホームページでは、審議会のメンバーや議事録が公開されています。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/shikumi/1005653/1005655.html
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イベントのお知らせ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇地球の木関連イベント
1)12月4日(日)あーすフェスタかながわ2022
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/k2w/cnt/f3531/earthfesta2022/top.html
ホームページは順次更新しています。
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2)「南北コリアと日本のともだち展ぷらす」オンライン絵画展
地球の木は実行委員となっています。
期間:2022年11月1日(火)〜12月10日(土)
URL :ともだち展ホームページ http://tomodachi10.net/T/gallery22/
主催:南北コリアと日本のともだち展実行委員会
後援:文化庁、東京都教育委員会、日本ユネスコ協会連盟「ともだち展」は、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国・日本に住む子どもたちが、絵でお互いを紹介しあい、「今はまだ会えないけれど、いつかは出会う未来のともだち」と心を繋いできた絵画展です。
絵の作者にメッセージを送りましょう!
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他団体の多文化共生イベント
・かながわ国際交流財団多文化共生セミナー
(ハイブリッド形式)無料
実践編「かながわに暮らす外国人当事者の声を聞く」
日時:12月8日(木)18:30~20:00 *申し込み締め切り12月5日URL :https://www.kifjp.org/general/tabunkaseminar
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特定非営利活動法人 地球の木
〒231-0032
神奈川県横浜市中区不老町1-3-3 フェニックス関内2F
電話:045-228-1575 Fax: 045-228-1578
E-mail: mailto:chikyunoki@e-tree.jp
Website: http://e-tree.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/chikyunoki
地球の木は認定NPO法人です。

1/14(土)地球の木講座「多様な背景をもつ人びとと『共に生きる』社会をつくるために」

地球の木講座2022
多様な背景をもつ人びとと「共に生きる」社会をつくるために
講師:鈴木 江理子さん

「多文化共生」という前に、外国人労働者や移住者の現状について知り、人権の視点から私たちにできることを考えてみませんか?


日 時:2023年 1月 14日 (土) 14 ~ 16時 
   (開場 13:30)

会 場:生活クラブ オルタナティブ生活館
   スペースオルタ
    横浜市港北区新横浜2-8-4
オルタナティブ生活館B1

    新横浜駅から徒歩6分(地図)

鈴木江理子さん
鈴木江理子さん

講 師:鈴木 江理子さん
国士館大学文学部教授。NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)共同代表理事、認定NPO法人多文化共生センター東京理事等を兼任。移民政策や人口政策、労働政策を研究するかたわら、外国人支援の現場でも活動。主著に『日本で働く非正規滞在者-彼らは「好ましくない外国人労働者」なのか?』(明石書店、平成21年度沖永賞)など

参加費:500円

お申込み:お申込みフォーム
※ メール(chikyunoki@e-tree.jp)、電話(045-228-1575)でのお申込みも受け付けております。

主催・お問合せ:(特非)地球の木

地球の木会報誌91号(2022年12月発行)

地球の木会報誌91号
地球の木会報誌91号(2022年12月発行)

2022年度12月発行の91号WEB公開します。

今回の会報誌では、巻頭記事のラオスプログラムの報告会(ページ1~2)の他、コロナ禍で訪れることができなかったネパール支援地への訪問記(ページ4~5)を掲載しています。
また、メコン・ウォッチの木口由香さんにミャンマー情勢についてご寄稿いただき、掲載しております(ページ7)。
ぜひご一読ください。

※右の画像をクリック(タップ)するとPDF(約2MB)が表示されます。

※地球の木は年4回会報誌を発行し、会員のみなさまへの送付を始め、地域の市民活動センターの配架など、広く配布しております。

ネパール マンガルタール村だより最終号

ネパール・マンガルタール村を拠点とした「幸せ分かち合いムーブメント」(2007~2021 年)は、大勢の村人に笑顔と自分達の未来を選択する自由をもたらし、開発の成功例を創ることができました。会員の皆様をはじめ、「しあわせ村民キャンペーン」や「教育サポーター募金」でご支援下さった皆様に心より感謝を捧げます。
7回にわたり発行してきたマンガルタール村だよりの最終号は、15年間にわたる活動をまとめた号です。応援していただいた皆さま、関心を持ってくださった皆さまにお届けいたします。以下のリンクから、ご覧ください。

マンガルタール村だより 最終号

11/5 (土) 11時~「住民主体の開発って何?~ネパールの事例から~」@SDGsよこはまCITY秋

住民主体の開発って何?~ネパールの事例から~

一ヵ月ワンコイン(500円)の国際協力を掲げて30年。ネパール山間部の村で実施した、村人たちの文化・主体性を尊重したプログラム「幸せ分かち合いムーブメント」は、未来を諦めていた少女たち、貧困から抜け出す術を知らなかった女性たちに笑顔と希望をもたらしました。村人主体の生活向上とは…。ご一緒に考えて見ませんか?

2022年11月5日(土)11:00~12:00

会 場︓Zoomによるオンライン配信
参加費︓無料
お問い合わせ︓特定非営利活動法人 地球の木

お申し込み:お申し込みフォーム
※申し込みの受付は11月4日(金)午後5時まで
地球の木にお申し込みいただいた方には、地球の木からメールにて接続URLをお送りします。

ネパール支援地のマンガルタール村
このプログラムは、SDGsよこはまCITY秋のオンラインイベントの
一環です。SDGsよこはまCITYのホームページより参加申し込み時に発行されたパスワードで、地球の木のプログラムにお入りください。
SDGsよこはまCITYのホームページでは、当日まで申し込みができます。

SDGsよこはまCITY秋プログラム表:
http://sdgs-yokohama-city.org/program2022fuyu/

■SDGsよこはまCITYとは?
よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム(よこはまCプラット)主催の、ICTを活用した、継続的にSDGs・国際協力・多文化共生を促進するための新しいしくみです。未来志向で、より持続的なアプローチにより横浜・神奈川のSDGs・国際協力・多文化共生を推進させるための新しい時代のプログラムへとステップアップいたします。詳しくは……  SDGsよこはまCITY (sdgs-yokohama-city.org)

11/5 (土) 14時30分~「ラオス・成長する図書館とは?~地域ぐるみで図書館を学びの場に~」@SDGsよこはまCITY秋

ラオス・成長する図書館とは?
~地域ぐるみで図書館を学びの場に~

ラオスでは書店や図書館が身近な存在ではありません。
NPO法人「ラオスのこども」は、ラオスの子どもたちの未来を広げるため、ラオス国内に300を超える学校図書館を作り、図書館運営の基礎研修を行ってきました。
この講演では、図書館が更なる学びの拠点となるよう、2019年から3年間にわたり行った応用研修と地域ぐるみで取り組んだ図書館作り、今年10~11月に新しい学校で実施したばかりの応用研修の速報をお伝えいたします。
ラオス・ヴィエンチャンから生配信です!

2022年11月5日(土)14:00~15:30

会 場︓Zoomによるオンライン配信

講 師︓渡邉 淳子さん(NPO法人 ラオスのこども)

渡邉 淳子さん(NPO法人 ラオスのこども)

大阪生まれ、幼稚園から高校まで愛知育ち。子どもの頃、はじめて自分で選んで、両親に買ってもらった絵本は、『おおきなかぶ』と『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』。大学は、奈良で考古学を学び、西日本を転々としながら、文化財の調査や博物館業務に従事。JICA青年協力隊(2015-2016)で博物館支援のためラオス赴任。その後、NPO法人「ラオスのこども」のプロジェクトマネージャーとして、2019年4月から2022年7月までラオス事務所に駐在し、現地スタッフと一緒に、学校図書館の整備や、ラオス語絵本の出版に取り組む。

参加費︓無料
お問い合わせ︓特定非営利活動法人 地球の木

お申し込み:お申し込みフォーム
※申し込みの受付は11月4日(金)午後5時まで
地球の木にお申し込みいただいた方には、地球の木からメールにて接続URLをお送りします。

このプログラムは、SDGsよこはまCITY秋のオンラインイベントの
一環です。SDGsよこはまCITYのホームページより参加申し込み時に発行されたパスワードで、地球の木のプログラムにお入りください。
SDGsよこはまCITYのホームページでは、当日まで申し込みができます。

SDGsよこはまCITY秋プログラム表:
http://sdgs-yokohama-city.org/program2022fuyu/

■SDGsよこはまCITYとは?
よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム(よこはまCプラット)主催の、ICTを活用した、継続的にSDGs・国際協力・多文化共生を促進するための新しいしくみです。未来志向で、より持続的なアプローチにより横浜・神奈川のSDGs・国際協力・多文化共生を推進させるための新しい時代のプログラムへとステップアップいたします。詳しくは……  SDGsよこはまCITY (sdgs-yokohama-city.org)

5冊の絵本を集めています(ラオス図書プログラム)

本と出会い、自分の世界を広げよう
5冊の絵本を集めています!
 地球の木は2022年度、NPO法人「ラオスのこども」をカウンターパートとして「絵本や図書を通じたラオスの子どもたちの教育環境向上プログラム」に取り組みます。このプログラムではラオス国内の支援活動に加え、国内活動として「日本の絵本にラオス語翻訳シートを貼付して、絵本の少ないラオスに届ける活動」を行います。
 地球の木が募集している5冊の絵本がお家に眠っている方は、ぜひご寄付ください。みなさまのご協力がラオスの子どもたちの未来を広げます。

■募集している絵本
①『ぐりとぐら』なかがわりえこ 作・おおむらゆりこ 絵(福音館書店)
②『モチモチの木』斎藤隆介 作・滝平次郎 絵(岩崎書店)
③『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック 作(冨山房)
④『わたしのワンピース』にしまきかやこ 作・絵(こぐま社)
⑤『スーホの白い馬』大塚勇三 再話・赤羽末吉 画(福音館書店)

■寄付方法
絵本を地球の木まで、郵送等でお送りください。
関内にある事務所にお持ちいただくこともできます。
※送料はご負担ください
※事務所はJR関内駅から徒歩3分です(事務所アクセス)。不在にする場合がありますので、事務所にお持ちいただく場合は事前にご連絡ください。

発送先:
〒231-0032
神奈川県横浜市中区不老町1-3-3フェニックス関内2F
特定非営利活動法人 地球の木 宛
TEL:045-228-1575
※ 絵本が入っていることを、封筒等にご記載ください。

■募集期間
2022年6月1日~2023年3月15日

■絵本の使途
ご寄付いただいた絵本は、ラオス語翻訳シートを貼付し、NPO法人「ラオスのこども」のラオス事務所に送ります。その後、団体が設立したラオス全国の学校図書館(約340校)に届けます。
※ラオス語翻訳の貼付ボランティアも募集します。ボランティア会場、もしくは、ご自宅で参加していただけます。詳細が決まりましたら、当ホームページ、インスタグラム(アカウント名: et_laos_tosho_hakphun)に掲載します。

■なぜ、ラオスに日本の絵本を送るの?
 ラオスでは統一してラオス語(ラオ語)で教育が行われています。ラオス語は全人口の半分以上を占めるラオ族が使う言葉ですが、ラオスは約50の民族が暮らす多民族国家であり、口承文化を持ち文字文化を持たなかった民族もいます。また、ラオス語が母語でも、子どもたちが文字に触れる機会が少ないため、学校で初めてラオス語や文字に出合う子どもたちがいます。学校に進んでからも自分の教科書がないことが多く、書店や図書館がほとんどないラオスでは学校以外で「読む」機会を持てません。普段使わない言葉、初めて出合う難しい文字を習得することができず、初等教育でドロップアウトしてしまう子どもも少なくありません。*1
子どもたちが本を通して文字を覚え、本を読むことにより、自分の世界を広げ、自分の力で人生を選択していくことができるようなることを後押しするため、「日本の絵本にラオス語を貼付して送る」活動を支援します。

*1:ラオスでは学年を上がる毎に進級試験があります。初等教育での中退率、留年率はともに1年生が1番高く、生活言語がラオス語でないことも一因となっています。

■NPO法人「ラオスのこども」
 今なお十分な教育を受ける機会がないラオスの子どもたちの成長を願い、1982年から日本とラオスを中心に活動を続ける国際NGOです。おもに「学校・地域での図書館開設」「図書室運営と活用の研修」「図書・紙芝居の出版」「作家・編集者の育成」、子どもが集い学べる「子どもセンター」の運営支援を行い、ラオスの子どもたちが自ら学ぶ力を伸ばす環境づくりに取り組んでいます。
⇒ NPO法人「ラオスのこども」団体ホームページ 

■地球の木の「絵本や図書を通じたラオスの子どもたちの教育環境向上プログラム」
 地球の木は2022年度、NPO法人「ラオスのこども」をカウンターパートとして「絵本や図書を通じたラオスの子どもたちの教育環境向上プログラム」を行います。このプログラムではNPO法人「ラオスのこども」の「日本の絵本をラオスの学校図書館に送る活動」に協力する他、ラオス国内での「図書室運営と活用の研修」と「環境絵本の出版」を支援します。
 プログラムの愛称は「ハックプン(ມັກປຶ້ມ)」。ラオス語で「本が好き」という意味です。

写真提供:NPO法人ラオスのこども