第23回通常総会のご報告

地球の木 第23回通常総会のご報告

 地球の木は下記の通り通常総会を行い、すべての議案が承認されました。また、役員改選の年度ではありませんが、役員の補充・交代の議案が提案、承認されました。

 2022年度は、2021年度に見直したビジョン・ミッションの実現を目指し、「ミッション実現のための中長期的な活動の展望を検討し、方策を具体化すること」「発信を強化し、支援者・共感者を拡大すること」「社会教育事業を充実させること」などを重点課題としました。

 海外自立支援事業においては、ネパールではインドラサロワール農村自治体に場所を移し、教育に特化した支援を行います。ラオスにおいては、セコン県に場所を移し、日本国際ボランティアセンターをカウンターパートに、村民たちが環境を維持しつつ、自立した生活ができるように共有資源の管理・利用の支援を行います。カンボジアでは、2021年度に継続して、DVや性的暴行などの被害者の自立支援を行います。また、2022年度は新プログラムとして、図書を通じてラオスの子どもたちの教育環境を向上し、自分の世界を広げ、生涯にわたり学び続けられる力をつけることを目的とし、NPO法人「ラオスのこども」の図書活動を支援することが決まりました。

 2022年度も更なるご協力を賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。

■日時:2022年5月28日(日) 13時30分~15時
■場所:生活クラブ生協 オルタナティブ生活館 まなびや
■議案
・第1号議案  2021年度事業報告
・第2号議案  2021年度決算・監査報告
・第3号議案  2022年度事業計画
・第4号議案  2022年度予算
・第5号議案  役員の選出
■新役員(任期 2022年6月1日~2023年5月31日
 理事  サプコタ・ドルラズ
 監事  加藤 稔
■退任役員(2022年5月31日をもって退任
 理事  山崎 信子
 監事  希代 監

 

ウクライナ情勢に関する声明(2022/3/25)

地球の木は、いかなる武力行使にも反対し、
平和を求める人々と連帯します

 特定非営利活動法人地球の木(以下、地球の木)は、今日のウクライナ情勢を深く憂慮し、 いかなる理由があろうともロシア連邦によるウクライナへの武力行使に強く反対するとともに、 ウクライナの市民と共にあることを表明します。
 「私たちは、国境を越えて市民が協力し合い、平和・人権・環境を守るために 1991年7月グローバル市民基金「地球の木」を設立し、 日本と最も深い関係にあるアジアを中心に国際協力活動を行なって参りました」(設立趣意書より抜粋) ここに記されている通り、地球の木は設立以来、地球上すべての人の平和を希求し共に生きることを願ってやみません。
 紛争や人道危機は、ウクライナに限らず、今日もミャンマー、アフガニスタン、シリアをはじめ世界各地で起きており、 多くの難民が行き場を失っています。 地球の木は、世界中で尊い命がこれ以上失われぬよう、対話と交渉による平和的解決が図られることを強く望みます。

2022年3月25日
特定非営利活動法人 地球の木 理事長 磯野昌子

2021年年末募金にご協力いただきありがとうございました

2021年年末募金のお礼とご報告

2021年年末募金に、今年もたくさんの方のご協力をいただきました。
皆さまの温かいお気持ちに心より感謝申し上げます。
ご寄付はご指定いただいたネパール、ラオス、カンボジアの各プログラム、また、地球の木の社会教育活動などに大切に使わせていただきます。

募集期間: 2021年12月~2022年1月末
寄付者数(法人を含む): 115名
寄付金額: 866,188円

■ 寄付内訳
[ネパール] 教育支援: 152,000円
[ラオス]村人による自然資源保全のための支援: 36,500円
[カンボジア]DVなどの被害女性、児童のシェルター支援: 44,000円
無指定寄付: 633,688円

ネパール大地震(2015)で支援したラジャバスの小学校の生徒たち

2/20 (日) 「ラオス発!持続可能な奪わない/奪われない暮らし」ゲスト:JVCラオス駐在 山室良平さん

【SDGsよこはまCITY冬】地球の木主催 オンラインイベント
JVCラオス 山室さんに聞く
ラオス発!持続可能な奪わない/奪われない暮らし

自然の恵みを使い、守りながら生きるラオスの村人たちの豊かな暮らし。しかし近年の開発により、村人の暮らしや村の自然資源が奪われつつあります。
更に世界中で見られる自然破壊は、私たちの暮らしへの共通の脅威でもあります。
地球の木が支援しているJVCラオスプロジェクトの現地駐在員山室さんから、ラオスの今、そして「奪わない/奪われない」暮らしについてお聞きし、奪いつくさない持続可能な暮らしを考えます。

【ゲスト】
日本国際ボランテイアセンター(JVC) ラオス駐在員 
山室 良平 さん

JVC 山室さん

千葉県出身。1990年生まれ。 子どものころからいじめや外国人嫌い、働きすぎになんとなく違和感を覚えていた。 大学で社会学を専攻する傍ら、インドへ単身バックパッキングに行き、他の社会、異文化のなかで生きている人たちと関わるおもしろさを知る。 グローバル/ローカルな排除・搾取・無関心の構造に対して「現場でなにかしたい」と思い、JVCへ。 2016年6月入職、同9月よりラオス事務所に駐在。

2022年2月20日(⽇)15:00~16:30
会 場︓Zoomによるオンライン配信
参加費︓無料
協 力:日本ボランティアセンター(JVC)
主催・お問い合わせ︓特定非営利活動法人 地球の木

お申し込み:お申し込みフォーム
※申し込みの受付は2月18日(金)午後5時まで
地球の木にお申し込みいただいた方には、地球の木からメールにて接続URLをお送りします。

このプログラムは、SDGsよこはまCITY冬のオンラインイベントの
一環です。SDGsよこはまCITYのホームページより参加申し込み時に発行されたパスワードで、地球の木のプログラムにお入りください。
SDGsよこはまCITYのホームページでは、当日20日終了まで申し込みができます。

 SDGsよこはまCITY冬プログラム表:
http://sdgs-yokohama-city.org/program2022fuyu/

■SDGsよこはまCITYとは?
よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム(よこはまCプラット)主催の、ICTを活用した、継続的にSDGs・国際協力・多文化共生を促進するための新しいしくみです。未来志向で、より持続的なアプローチにより横浜・神奈川のSDGs・国際協力・多文化共生を推進させるための新しい時代のプログラムへとステップアップいたします。詳しくは……  SDGsよこはまCITY (sdgs-yokohama-city.org)

1/23 (日) 第2回多文化共生セミナー ~かながわネパールコミュニティの人たちと~ ゲスト:ジギャン クマル タパさん、サプコタ ドルラズさん

地球の木 連続講座
第2回 多文化共生セミナー(対面開催)
ともに考える多文化共生の地域作り
~かながわネパール人コミュニティの人たちと~

日本に住むネパールの人たちの数が増え、身近に接することが多くなりました。「かながわネパール人コミュニティ」のおふたりから、ネパールの人たちの現状と問題点、そして今の活動を聞き、共に考えます。助け合いの心をネパールから学び、多文化共生の地域を育てていきたいと思います。

【ゲスト】
ジギャン クマル タパさん

ジギャン クマル タパさん

ネパール、ラルトプール出身。来日20 年目。
ネパール政府公式通訳者。公益財団法人かながわ国際交流財団に勤務。
ラジオやTV のコメンテーター、講演会などの講師としても活躍中。
かながわネパール人コミュニティ顧問。

サプコタ ドルラズさん

サプコタ ドルラズさん

ネパール、チトワン出身。2010 年 4 月に来日、横浜ふれあい専門学校で日本語を2年間学ぶ。
在学中、日本語能力試験2 級に合格。現在民間企業に勤務。会計業務に携わる。かながわネパール人コミュニティ会長。

 

【聞き手】田中浩平 (地球の木 理事・協力隊ネパール会 会長)

2022年1/23(⽇)14:00~16:00
会 場︓なか区⺠活動センター 研修室
  JR 関内駅(南口)より徒歩7分
  市営地下鉄関内駅(1 番出口)より徒歩7分
  みなとみらい線日本大通り駅(3 番出口)より徒歩4分
定 員︓30名(先着順となります)
参加費︓無料
お申し込み:お申し込みフォーム
※ メール(chikyunoki@e-tree.jp)、電話(045-228-1575)またはFax(045-228-1578)でもお申込みいただけます。

主 催︓特定非営利活動法人 地球の木

設立30周年 地球の木講座 ゲスト三井昌志さん(写真家)11/27(土) 14時~

設立30周年記念 地球の木講座

地球の木は2021年7月に設立30周年を迎えました。
30年の節目となる今年度の地球の木講座、第1部は写真家の三井昌志さんを招いて、写真とお話の会を行います。三井さんがアジアを旅しながら撮影した「笑顔」や「働く人」の写真を見ながら、カラフルな笑顔にあふれたアジアを一緒に旅しましょう。
第2部では、各支援プログラムの担当から、地球の木の海外支援で何を目指し、何ができたのかを、この10年を振り返りながら伝えます。また、支援地のコーディネーターとオンラインでつなぎ、現地の生の声をお伝えします。

■日 時:2021年11月27日(土) 14:00~17:00
■場 所:生活クラブ神奈川オルタ館より
    ZOOM(ウェビナー)によるライブ配信

ゲストの三井 昌志さん

■プログラム:
第1部 :写真とお話 カラフルなアジア(14:00~15:00)
ゲスト 三井 昌志さん(写真家)

第2部:地球の木の海外支援を考える(15:15~17:00)
ラオス:自然資源の管理と保全、農業支援(中野 眞理子)
ネパール:幸せ分かち合い運動と少数民族の教育支援(乳井 京子)
カンボジア:暴力からの保護と自立支援(成瀬 悦子)
■お申込み:こちらのフォームからお申込みください。お申込みフォーム
※ メール(chikyunoki@e-tree.jp)、電話(TEL:045-228-1575)でもお申込みいただけます。
■主催:特定非営利活動法人 地球の木

落ち着いて来ているとはいえコロナ禍のイベントとなり、オンラインで配信のみとしました。地球の木をご支援いただいている方、地球の木をご存知ない方、多くの方のご参加をお待ちしております。

地球の木カレンダー2022 完売しました

2022年カレンダー

  • 写 真:三井 昌志さん
  • 撮影地:ミャンマー、インド、モロッコ、カンボジア、バングラディシュ、アフガニスタン、東ティモール
  • 制作元:日本国際ボランティアセンター
  • 価 格:壁掛け 1,600円(税込)
    卓上 1,300円(税込)
  • 送 料:1冊510円(全国一律)

カレンダーは完売しました。
ご協力ありがとうございました。

2021年秋 デポー展示会日程

生活クラブ生協のデポーで、以下の日程でクラフト販売を行います。
ラオスやカンボジアなどのフェアトレード品を、ぜひ、手に取ってご覧ください。

11月5日(火) らいふたうんデポー

11月26日(金) 東戸塚デポー

11月30日(火) 南林間デポー

12月7日(火) つなしまデポー

12月13日(月) ひらつか西海岸デポー

ラオス モン族のポーチ
ラオスの伝統織物の浮き織りのポーチです。デザインされている蛇(龍)のモチーフは女性を守ると言われています。

 

8/7(土) ミャンマー緊急オンライン学習会 講師:木口由香さん(メコン・ウォッチ)

緊急オンライン学習会
軍事クーデターから6カ月 ミャンマーの市民社会は今?

― 私たちは何ができるのか ―


2月の軍事クーデターから6カ月。コロナ過やオリンピックの報道に隠れ、伝えられることが少なくなってしまいましたが、ミャンマー国軍の市民に対する暴力はいまだに収まっていません。今一度 日本と、私たち市民にできることは何か?一緒に考えませんか。


日 時:2021年 8月 7日(土) 10:00 ~11:30

メコン・ウォッチ 木口由香さん
メコン・ウォッチ 木口由香さん

開催方法:オンライン(ZOOM)開催

 師:木口 由香さん
NPO法人メコン・ウォッチ事務局長。メコン川流域での人びとの自然環境利用調査、日本の援助政策に関し政策提言などを行う。著書に「非戦・対話・NGO-国境を超え、世代を受け継ぐ私たちの歩み」(共著)など。

お申し込み・お問い合わせ:WE21ジャパンinfo@we21japan.org)
※お申し込み時は、メールの件名を「ミャンマー緊急学習会」とし、
本文に氏名、メールアドレス、ご所属(あれば)をご記載ください。
開催前日までにURLをお送りします。

参加費:無料

 催:(特非)WE21ジャパン(特非)まちづくり情報センターかながわ、               (特非)地球の木
 賛:(公財)かながわ生き活き市民基金(特非)参加型システム研究所


 地球の木を含む主催3団体は、メコン・ウォッチなどが呼びかけ団体となっている以下の要請書の賛同団体となっています。
※ 要請書について詳細はメコン・ウォッチのホームページをご参照ください。

●【共同要請書】日本政府はミャンマーに対する経済協力事業の全面的な見直しを(2021年6月1日)
●【共同要請書】ミャンマー国軍を利する日本政府の経済協力事業を直ちに停止するよう求めます 
●【共同要請書】日本の対ミャンマー公的資金における国軍ビジネスとの関連を早急に調査し、クーデターを起こした国軍の資金源を断つよう求めます(2021年3月4日)

第22回通常総会が終了しました

地球の木は30周年を迎えます
地球の木は30周年を迎えました

地球の木 第22回通常総会のご報告

 地球の木は下記の通り通常総会を行い、
すべての議案が承認されましたことをご報告いたします。また、役員改選の年度にあたり、下記の推薦役員が承認され、2023年5月31日までの任期で役員に就任しましたこと、併せてご報告いたします。

 2021年度は、海外自立支援の検討、および、多文化共生の地域づくりの事業化を含めた国内での社会教育事業を見直し、30周年を迎えた地球の木のこれからの活動を、再構築していきたいと考えております。
皆さまにも、更なるご協力を賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。

■日時:2021年5月30日(日) 14時~15時半
■場所:オンライン会議システム Zoomにて実施
■予定議題
・第1号議案  2020年度事業報告
・第2号議案  2020年度決算・監査報告
・第3号議案  2021年度事業計画(案)
・第4号議案  2021年度予算(案)
・第5号議案  役員の選出
■新役員
 理事長 磯野 昌子
 理事  石北 正道
 理事  大嶋 朝香
 理事  勝田 文隆
 理事  田中 浩平
 理事  中野 眞理子
 理事  乳井 京子
 理事  沼田 由美子
 理事  山崎 信子
 理事  山田 孝志
 監事  飯田 信子
 監事  希代 監